開発の歴史

1922

カリフォルニア大学のハーバート・エバンズ(Herbert Evans)とキャサリン・ビショップ(Katherine Bishop)が緑色葉物野菜に含まれるビタミンEを発

1924

「トコフェロール」をビタミンEの学名として採用。ギリシャ語で「tokos」は「子を産む」、「phero」は「力を与える」を意味し、ビタミンEが生殖能力を補助することに由来する。

1936

小麦胚芽油にビタミンEが含まれることを発見

1940

ビタミンEには冠動脈性心疾患の予防効果があることが明らかになる。

1964

パラゴムノキ(Havea brasiliensis)のラテックスからビタミンE化合物を分離し、「トコトリエノール」と命名

1968

National Academy of Sciences 米国科学アカデミーの食品栄養委員会によりビタミンEが正式に必須栄養素と認定される(Insel et al, 2013)。> リンク

1986

大麦から抽出されたトコトリエノール(T3)を鶏に与えた結果、総コレステロールおよびLDL(低密度リポタンパク質)コレステロールの合成速度が低下することが示される(Qureshi et al, 1986)。> リンク

1991

件の動物試験と2件のヒト試験で、T3による血中コレステロール値低下作用が認められる(Qureshi et al, 1991)。> リンク

1994

ヒトEBV(エプスタイン・バーウイルス)リンパ芽球様細胞において、パーム油から抽出されたT3による抗癌作用が認められる(Goh et al, 1994)。> リンク

1997

パーム油から抽出されたT3の抗酸化作用によりにアテローム頚動脈硬化症の抑制効果が示される(Kooyenga et al, 1997)。> リンク

2000

Sen教授により、ナノモル濃度のトコトリエノールがグルタミン酸誘発性神経細胞死を抑制することが示される(Sen CK, et al, 2000)。> リンク

2003

evnol suprabio logoT3が安定して最大限吸収されるようバイオ強化した送達システム(スープラバイオ®システム)が開発される。米国国立衛生研究所(NIH)から資金提供を受けたSen教授を中心とする神経保護作用の活性試験(in vitroin vivo、および臨床試験)が開始される(SupraBio® System)。

2006

T3には抗酸化作用から独立したメカニズムによる神経保護作用があることが実証される。> リンク

2007

育毛に関する初のスープラバイオ®システムの臨床試験を実施。> リンク

2008

心臓の健康(動脈伸展性)に関する初のスープラバイオ®システムの臨床試験を実施。> リンク

2010

パーム油由来のT3が米国FDAによるGRASステータスを取得。免疫サポートに関する初のスープラバイオ®システムの臨床試験を実施。> リンク

2011

マレーシアパーム油庁(Malaysian Palm Oil Board:MPOB)の企画による初のT3会議(ラスベガス)が開催される。

2012

肝臓の健康(脂肪肝/NAFLD)に関する初のスープラバイオ®システムの臨床試験を実施。> リンク

2014

スープラバイオ®システムが白質病変の進行を軽減することを示した初の臨床試験を実施。> リンク