パーム油由来のトコトリエノールで脳卒中のリスクを最小限に抑える

からだの組織にトコトリエノールが豊富にあれば、脳卒中を予防できる可能性があります。トコトリエノールは、すでに脳卒中を起こした人には役に立たないのではないかという批判もあるかもしれません。しかし、世界中で何万人もの人が小さな脳卒中(ミニ脳卒中)を起こしており、そうした人は大きな脳卒中を起こす可能性があります。適切な運動レジメンと、トコトリエノールの補給などの健康的な食習慣により、脳卒中の高リスク集団における脳卒中の発症を最小限に抑えられる可能性があるだけでなく、脳卒中患者さんの脳卒中の進行を抑えることができます。

【関連文献】

Gopalan, Y., et.al (2014). Clinical investigation of the protective effects of palm vitamin E tocotrienols on brain white matter Stroke.

Patel, V., et.al (2012). Oral tocotrienols are transported to human tissues and delay the progression of the model for end-stage liver disease score in patients. J Nutr.

https://clinicaltrials.gov/ct2/show/NCT01578629